CAFE Kiitos - カフェ キートス
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キートス ブックス

キートスブックスとは…
CAFE Kiitosの出版事業部門。各取扱店舗およびキートス公式オンラインストアで購入できます。
※キートスブックスからの書籍出版、自費出版、ZINE制作販売等のご依頼、ご相談うけたまわります。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
画像
今すぐに読める
​電子書籍版はこちら↑
CAFE Kiitosが手掛けた【キートスブックス】出版の本、第一弾。
天空の城に翔けた想い-湯の岳ウェルハースの軌跡-  川島慶一 著
【内容】
なぜ標高400m付近の小さな喫茶店に一日150人以上が訪れるようになったのか・・・
1999年に開業した伝説の喫茶店『紅茶の店ウェルハース』の物語。
20年前の当時の様子や空気感を鮮やかに蘇らせた著者の文章とともに、当時フィルムカメラで撮影し、かろうじて残っていた写真をデジタルリマスターして収録。
付録として、当時スタッフ教育に使用していた貴重な接客マニュアルも再現して掲載。
【書籍情報】
発売日 : 2020/11/15
単行本 : 160ページ
出版 : キートスブックス(i.e. CAFE Kiitos)
その他取扱店舗:
自家焙煎珈琲&紅茶ウェルハース
【著者略歴】
川島慶一
1999年、いわき市湯本にある湯ノ岳に【紅茶の店ウェルハース】を開業。湯の岳の標高400m付近という立地にたった一軒だけ存在し、わずか25席の店で一日150人以上来店する繁盛店に。しかし体調を壊し、2006年12月に止む無く閉店。2007年、泉町に珈琲豆と紅茶の販売店として【自家焙煎珈琲&紅茶ウェルハース】を再オープンし、現在は小売り・卸売の他に、喫茶店の新規開業者へのサポート等も行っている。

 

キートス ブックス レビュー

ここからは、キートスがオススメする本のコーナー《キートス ブックス レビュー》
本は、心地よいものが好み。

​読書体験は、心地よいものでないと。
そんなコンセプトのキートスブックスです。
お店においてある本も数多くあります。少しずつ追加して書いてゆきます。
本好きの店主によるレビューも書いてますので、気になった方はお店でコーヒーでも飲みながら読書してみてくださいませ。
​#1 夜とコンクリート
#2 風とマシュマロの国
#3 パラレルキャリア
#4 TOKYO KENCHIKU SAMPO
#5 長新太の脳内地図
#6 オテル モル
#7 雑貨屋をつくることにしました。
#8 新版 クラウド・コレクター​
 

【#8】

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫) 文庫 – 2004/4/8 クラフト・エヴィング商會 (著)
クラフト・エヴィング商會とは、日本のグラフィック・デザイナーで著作家の吉田篤弘と吉田浩美の二人からなるユニット。
実在しない書物や雑貨などを手作りで作成し、その写真に短い物語風の文章を添える、という形式の書物をいくつか出版しているほか、ブックデザイナーとして文芸書など多くの書籍のデザインを手がけています。

この本もアート的な要素(アート的思考と言ってもいいかも)が多分に盛り込まれた物語。

商売を営むクラフト・エヴィング商會の3代目が、1943年《アゾット》という国に旅行したという祖父の古い旅行記を見つけたことから物語が始まります。

そこに出てくる風景・風・音・雲・水すべてが素敵なのです。ただし描写が素敵という訳でありません。それらの“ 解釈”が素敵なんです。

風の解釈、音の解釈、雲の解釈・・・架空のことであるにも関わらず、ああそうなのかもしれないとその物語の中にうっとり入り込み身を委ねてしまう心地よさ。

3代目が紐解いてみれば、もちろんアゾットなどという国はなく、それは祖父の想像の世界。旅行記というにはしのびない、一大叙事詩のような壮大な物語だったのです。
 
雑貨屋をつくることにしました。 単行本 – 2002/12 小山 奈々子 原田 幸子 釣木沢 美奈子

【#7】

この本を買ったのは、たぶん15年も前のこと。
特に雑貨屋をやりたい訳でもなかったのだけれど、買っていました。

なぜ買ったのかというと、この本の企画とデザインをした会社に興味があったから。
それは、good design company というとあるデザイン会社。

そしてこの本は、この会社の社長が著者である女性社員2人に《カッコイイ雑貨屋を開店させるための企画やロゴ、コンセプトの作成》を司令として出すところから始まります。店の名前を決めるところからロゴのデザイン、さらには北欧やヨーロッパへの買い付けの旅の様子、実際のちまちまとしたかわいい雑貨などが紹介され、終始胸熱な内容。デザインを考える人は、こういうセンスで、こういう考え方をするのかなども興味深い。
​

ちなみにこの会社の社長で、二人にくだんの司令を出した水野学氏は、その何年後か後にあの熊本のキャラクター、くまもんのデザインをして有名になります。
 

【#6】

オテル モル (集英社文庫) 文庫 – 2008/6 栗田 有起  (著)
快適な睡眠を提供するためだけに作られた地下13階建ての会員制の不思議なホテル《オテル モル》。
チェックインは日の入り後、チェックアウトは日の出後。そのフロントで働く主人公の視点で語られる物語。

もしかしたらこんな世界が東京のどこかにあるのかもと思わせるリアリティと引き込まれる奇妙さのバランスが心地よい。

物語全体を通して流れる静かな雰囲気。そこは主人公の“静的”な性格にも由来する部分でもある。そして対照的な“動的”な(激情的といってもいい)双子の姉。

物語の中に存在するユーモアが、村上春樹の書くユーモアと雰囲気が似ていたり、双子が出てくるあたり、作者はもしかしたら軽くハルキストなのかしら?と思ったり。
 

【#5】

長新太の脳内地図 単行本 – 2015/5/28 原島恵 ほか (解説)
長 新太(ちょう しんた)は絵本作家です。それも「ナンセンス絵本」と言われます。なので大人も楽しめる、独特でクリエイティブな世界観でマニアックな人気があります。

これは、図録(作品集)なので厚さ4、5センチはあるのではというくらい分厚く、余すことなくその世界観にどっぷりと浸れます。不条理で、ちょっと怖いけど、ユーモラスで、楽しい。なんというか複数の感情が入り混じって、その困惑、心の浮遊感を楽しむ、みたいな楽しみ方をいつもさせていただいています。(笑)
​

例えば、あたまがゴムでできている男の子“ ゴムあたまポンたろう”が、遠くから飛んで来て、山に突き刺さっている絵なんて、あなたならどういう感情で受け止めます?
 

【#4】

TOKYO KENCHIKU SAMPO 特別な時間の流れる25の空間 単行本 – 2004/2/22 矢部 智子 (著, 編集), 宮坂 恵津子 (写真)
個人的に建築が好きで、おもしろいデザインや素敵なデザインの建築物を見にいくこともしばしば。
なぜかというと、あんな大きなものをデザインするってすごいから。
って子どもみたいな理由になってますけど(笑)いや、でも法的にも、金銭的にも、その他様々な制約があるなかで、最終的には何人もの人が関わって、時に年月をかけてできあがる建築というものに心惹かれるのです。
​

そしてここに掲載されているものは、あるものは光があふれ、静けさが感じられ、眺めがよく、水音が聞こえ、タイムトリップできる建築たち。本の中にふんだんに使われている写真にもそれらが存分に感じられ、疑似体験できます。

 

【#3】

パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100 単行本(ソフトカバー) – 2016/6/4 ナカムラクニオ (著)
ナカムラクニオという名にピンときた方は私と同じサブカル族ですね(笑)。
作者のナカムラクニオは荻窪にある《6次元》というブックカフェの店主でありながら、複数のキャリア(仕事)をもつ。

もともと「パラレルキャリア」ということば自体は、ピーター・ドラッガーが自身の著書『明日を支配するもの』などで提唱している、これからの社会での生き方のひとつで、かいつまんで言うと会社の寿命は、人間の寿命より短くなってきているので、複数のキャリアをもちましょうというもの。

それをナカムラクニオ流に解釈し、実践していることをつらつらと。
なにせ6次元で次から次といろいろ面白い企画をしているナカムラさんなので、自己啓発的な難しくてかたい本ではありません。
​むしろパラレルキャリアに興味がなくても、おもしろい人がいるもんだぐらいに読めます。個人的にはみうらじゅんを彷彿。
 

【#2】

風とマシュマロの国 単行本 - 2012/3 ふかわ りょう (著)
「ふかわりょう」って、あの、ふかわりょう?
そうです。あの芸人のふかわりょう。実は、彼は毎年アイスランドに通っているという。
では、なぜアイスランドなのか、そしてなぜ通うのか。読めば、その疑問はものの見事に解消され、読み終わる頃には、無性にアイスランドに行きたくなっていることでしょう。

平たく言えば、ふかわりょうのアイスランド紀行文ですが、こんなにその地へ行った気になる紀行文はあまりないのでは。

アイスランドは北欧と呼ばれる国のひとつでもあります。北極圏に近く、ほぼ丸い島国。風が吹いていて、羊がいっぱいいる。
タイトルのマシュマロは羊を意味しています。読んでいると風に吹かれるマシュマロのような丸い羊が脳裏に想像され、同じ風景を追体験しているかのよう。

​そしてそれはいつか行きたいなあという淡い夢へ昇華します。それが心地よい。そんな思いにさせる、ふかわ氏のピュアネスがさく裂している文章も悪くないです。
 

【#1】

夜とコンクリート コミック – 2014/2/3 町田 洋 (著)
終始、深夜に誰にもじゃまされず、ゆったり読書してるような、静かで穏やかで心地よい水の中にいるような世界観。
ドキドキ、ハラハラという体験ではない、日常の中にあるちょっとした非日常。

非日常的な部分って読んでるうちに、覚めてしまって、心が離れ、一歩引いてしまい、結局のめり込めないまま終わってしまうものが多いけれど、これは別もの。ありえないけど、もしかしたらこんな世界がどこかで存在してるのかもと思わせる絶妙なさじ加減です。そこがまた心地よかったりして。
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マンガなのに、マンガであることを忘れる。普段マンガを読まない人にもオススメの一冊です。
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